ギラギラ

U-suke2005-10-01


ダッタタァララ〜♪ダッタタァララァ〜♪
チャラツクチャカ♪チャラツクチャカ♪
チャラツクチャカ♪チャラツクチャカ♪
チャラツクチャカ♪チャラツクチャカ♪
チャランラ♪ラランララッ♪
パッパ〜パ〜♪パヤヤァ〜♪パ〜ララァ〜♪

(「太陽にほえろ」のテーマ)


第28話「U助、暁に死す」


別に意味はない。
さて前回にネタふりをしてましたが、酔っ払っていると何でも出来そうに勘違いする俺ってスバラシイね。








無敵。








そう、あの時はスターを取った光り輝くマリオのごとく無敵。
否。
カセットをわざとバグらせて、落とし穴に落ちても上から降ってくるくらい無敵になった六三四のようだった。
って、よく考えれば金の無駄使いだな。



ことの始まりは仕事帰りにパチンコ屋に立ち寄り、ギャランドゥが俺の情熱50%で秀樹、感激の絶頂悶絶になりました。
ようは勝ったってことだけど。
時計を見ると午後11時過ぎ。
「飯どーっすかなー」と思っていたら自然とクルマが飲み屋街方面へ向かっていた。


この日は随分と休みが多く、タクシーと呼び込みのネーチャンで大渋滞。
フラフラっと適当に店を選んだ。
ここらへんは詳しく書いても面白くないしね。

さて、それなりの量の酒を飲んだ為にデロデロ状態の俺。
酒、弱くなったなぁ・・・・・。
店には2時間ほど居たと思う。
会計を済ませフラフラと店を出てイー気分で歩いていると前回と同じ場所にあいつ等が。
中途半端なインリン似のチビが話しかけてくる。
(目盛り一杯おだてた具合で)


「まっさーじシテイカナイ?30プン 5000エン



��( ̄□ ̄;)ナント!!


ゴ、ゴセイエンっすカ!?
前回より値段上がっているやん!!
通常であれば無視しておくのだが無敵状態の俺。
なんか理不尽さを感じ「日本人ナメ腐ってたら、いてまううど。」と思い


「オイオイ、ちょっと待てや。俺に声かけるのが3回目だけど、前は3000円じゃなかったか?
それと俺の知人には2000円って言ってなかったか?」



「ソ、ソンナノイッテナイヨー。ホカノヒトニモ オナジコトイッテルネー。」



たぶん今日は客が取れないで、その日の売上ヤベーんだろうなぁ。
俺で盛り返そうとしてるのだろう。
普通に値切っても面白くないしなぁ。
ネタとしてどーすんべ?


「んじゃさ。アンタに30分2000円払ってマッサージ要らないから飲みに行こうよ。
飲み代は俺が出すからサ。」



内心「コイツ連れ出し某バーにでも連行して色々な話を引き出すのも面白いかも?」と思って誘ってみた。


「イイヨー。デモ モウ1人ノ子モ イッショネー。」


( ゜Д゜)
ゲッ!そりゃ無理だわ。(←懐具合を考えて)
やっぱ考えてるな。


「あーそう。ぢゃイーや。帰る。」



そう言い捨てその場を去ろうとしたその時






ガシッ!!(スゲー勢いで腕をつかむ)


「ワカッタ。ワカッタネー。ホカノヒトニハ シナイケド。トクベツニ 30分2000円デネ。」



早ッ。
もう少し粘れよ。商売する気あんのか?
そしてネタの補充確定だな。
身を削ってまでネタを獲得することに何も意味は無いのだが。


「わーったよ。んなら行ってやるサ。でもそれ以上はビタ一文払わないからな!」

(なぜか半切れ。よく考えれば”ビタ一文”なんて解るわけねーよな。)


と言うと腕を引っ張られ近くのビル最上階に連れて行かれた。
エレベーターであがり、睡魔と酔いと戦いながら、それなりの一般的会話をして「さて、どー言った作戦で行くべきか。」と悩んでいた。


店の前に着くと目に入ったのが紫色した看板
あっ一応、店の看板は出しているんだね。酔っ払ってるから読めねーけどサ。
なんか入り口がマンションみたい。
廊下も薄暗いし”警察24時”なんかに出てきそうだ。
もしかすっと踏み入ってはいけない世界か?



「一名サマ、ゴアンナーイ。」



腕を引っ張ってきた人がドアを開け、店内の誰に言っているのかわからんが言ってた。
店の感じは普通の部屋をカーテンで仕切ってるだけで脇にはちょっとしたバーカウンターのようなものも見えた。
そこには5,6人ぐらい待機していて日本語とは違う言語で雑談をしている。
たぶん雑談だと思う。
なに言ってるかわかんねーし。
んでカーテンで仕切っている一角に押し入れられる。
ちなみにカーテンなんだけど病院なんかにあるような上が少し空いている感じ。


んで診察台みたいな病院のベットみたいなのに腰掛け、前払いのお金を払う。
よく見るとちゃんとした業務用のマッサージベットだ。
顔を収める穴があいているヤツね。


さて、普通に前払いの料金を払ってはい終了だと面白くはない。
海外でホテルのボーイさんとかに挨拶代わりにチップ払うことを思い出し(チープな海外イメージ)それなりに金は持ってるぜ風を装うためにチップをあげた
千円だけどサ。
そしたら



「アリガトネー。ガンバルヨー! デハぱんつ1枚ニ ナッテー」



Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)


オイオイ。いきなりなにイッテル、コノ中国人ハッ!
まぁ面白い結果を望んでのことだがワビサビがないでしょ。
それに100%信用しきれないこの空間と中国人の前で衣類を渡せるか。
気が付けば青龍刀もった張飛みてーの出てこられても困るもん。











断固拒否!












「ワカッター。セッカク 気持チイイノニー」



んでベットに服を着たままうつ伏せになり背中にタオルをかけられマッサージスタート。
しっきりなしに「チャント ベットニ カオヲアワセテネー。」って言われたケド、ベットが小さいっつーの!
180cm無いんじゃないのか?このベットは。


さて問題のマッサージはと言うと肩から背中、二の腕と腕に腰あたりとモモから脹脛と順順にコリをほぐして・・・・・・・。










( ・ω・)?・・・・あれ?










(・ω・ )?これって?











普通のマッサージ?











へーなーんだ真面目なマッサージ屋だったのね。
こりゃ失礼失礼。
俺、勘違いしておりました。


でもね。でもね。BGMで流れる桂銀淑だかなんかを中国語で口ずさむのは止めてくれ。


さて、あっと言う間に30分。
普通に気持ちエー。眠くなったし体が楽になった。
こりゃ普通の整体に行くのと同じかも。
これで延長しても俺の一軒あたりの飲み代より安いな。
と言うことで30分延長で服を脱ぐことになりました(゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャ


どーなることやらとドキドキしているとオイルマッサージ。
ペチペチと床屋の終わりのようなマッサージ。
ほげ〜となっていると店内からこの場に不つり合いな音!






ジョワー!!カンカンカンッ!!ジャッチャカジャッチャカ!!







(゜Д゜≡゜Д゜)??中華?






なんか雑談の声もデカクなってるし(汗)
「イマ 夜ノゴ飯 作ッテルネ。美味シイヨ? 食ベテ 行カナイ?」
(;・∀・)ハッ?
本場の中華も堪能できるマッサージ屋?

別にアンダーグランドで勝負しなくとも流行るんじゃねーの?


それにしても・・・・・。


Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)


あれ?


いつの間に二人になってる!
俺、二人にマッサージされてるよ(汗)
しかもモモを担当している人やたらチ○コのあたりをソフトタッチしてくる


Σ(゜Д゜;o)


わざと?
ねぇ。
それってわざとか?Σ(´д`;*)
まさかなぁ〜。
さすがに地元でそりゃないっしょ。
噂で終わる話なんじゃ・・・・・・・。







「オ客サン 大キイ? モット ○&×#%$△ナノガ・・・・・・。」

(チ○コあたりをソフトタッチ攻撃しながら)






((;゜Д゜)ガクガクブルブル






た、隊長!







逃げ出したいです!








ボクには無理デス!!







後半部分は何を言っているか聞き取れなかったが犯罪の臭いがプンプンします!


こりゃ延長こいて金積めば怪しいな・・・・。






でもね。でもね。

ボク、そこまで勇気ありません!

一説には酔っ払っている時には無理ということもありますが・・・・・。



延長を拒否し時間も終わりを告げタバコを吸ってから帰ることに。
あれ?
俺、タバコ切れてるな。
ごめん。タバコない?


「テンチョー ノ貰ッテ クルネー。」










見たことない銘柄のタバコだなぁ・・・・・・。
これって漢字?
日本では使われていない漢字じゃないの?


結論
ネタ的にはなにも面白くありませんッ!
話を面白くしようしようと思うほど面白くありません!
俺にそこまで勇気はありません!!










誰か真相を確かめねーかなぁー。